めまいや耳鳴りが続き、耳鼻科で検査を受けても異常なしと言われた方は、自律神経の乱れが原因かも知れません。
この記事でわかることは、次の3つです。
- めまい・耳鳴りのメカニズム
- 自律神経が乱れる原因
- 自宅でできる対処法と、鍼灸でのケアの考え方
大阪・谷町六丁目の女性専用鍼灸院はりきゅうパンダが、国家資格をもつ鍼灸師の視点で解説します。
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めまい・耳鳴りのメカニズム

めまいと耳鳴りは、どちらも耳の奥にある内耳が関わることの多い症状です。それぞれを、簡単に整理します。
めまいとは
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会によると、めまいの原因は6割以上が耳の中(内耳)にあり、脳の異常ではないことの方が多いです。耳が原因のめまいで多いのが、メニエール病と良性発作性頭位めまい症です。
メニエール病
メニエール病は、激しい回転性のめまい・難聴・耳鳴り・耳のつまり感が重なってくり返し起こります。内耳のリンパ液が増えすぎる内リンパ水腫が原因と考えられており、ストレスや睡眠不足、過労が誘因になるといわれています。
良性発作性頭位めまい症
めまいのなかでいちばん多い病気が、良性発作性頭位めまい症です。寝返りや起き上がったときなど、頭を動かしたときに数秒から数十秒の回転性のめまいが起こります。耳石という小さな粒がはがれて三半規管に入り込むことで起こり、難聴や耳鳴りはともないません。
めまいと同時に次の症状があるときは、脳梗塞などの疑いがあります。
- 激しい頭痛
- 意識がはっきりしない
- ろれつが回らない
- 手足がしびれる
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耳鳴りとは
耳鳴りは、周りで音がしていないのに音が聞こえると感じる状態です。キーン、ジー、ザーなど聞こえ方はさまざまで、3か月以上続く場合は慢性耳鳴と呼ばれます。
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は、耳鳴りがある方の80〜90%に何らかの難聴があると説明しています。また、ストレスや不安、不眠、疲れ、肩こりがあると、耳鳴りを大きく感じやすくなることも知られています。耳鳴りそのものより、こうした要因を軽くしていくことが大切です。
ただし、次のような症状が当てはまる耳鳴りは、別の病気が隠れていることがあります。速やかに耳鼻咽喉科を受診してください。
- 片耳だけに起こる
- だんだん聞こえにくくなる
- ドクンドクンと脈打つ
- 頭痛をともなう
めまい・耳鳴りと自律神経の関係
耳鼻科や脳神経科で検査を受けても、はっきりした異常が見つからないことがあります。そのときに考えられるのが、自律神経の乱れです。
自律神経は、内耳への血流や耳の中の圧力調整にも関わっています。緊張や疲労が続くとその調整がうまくいかなくなり、内耳に病変がなくてもめまいや耳鳴りとして感じられることがあります。
さらに、めまいそのものを気にしすぎることで、緊張がさらに強まる悪循環も起こります。「またふらつくかもしれない」という不安が、より自律神経の乱れを引き起こしてしまう可能性があるのです。
めまい・耳鳴りと一緒に出やすい症状

自律神経の乱れは、めまいや耳鳴り以外の不調と重なって出ることもあります。代表的な3つを紹介します。
立ちくらみ
自律神経は血圧の調整も担っています。乱れが続くと、立ち上がったときに目の前が暗くなる、体がふわっと浮くように感じるといった症状が出ることがあります。
首や肩のこり
緊張状態が続くと、首や肩の筋肉がこわばりやすくなります。首まわりの血流が滞ると、脳や内耳への血のめぐりにも影響し、めまいを感じやすくなる方もいます。
耳が詰まった感じ
気圧の変化や自律神経の乱れで、耳の中の圧力バランスが崩れることがあります。飛行機に乗ったときのような、耳の詰まり感が出る方もいます。
自律神経が乱れる5つの要素

自律神経は、次のようなきっかけで乱れやすくなります。
① 強いストレス・緊張が続く
仕事や人間関係での緊張状態が長く続くと、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかない方もいます。平日の緊張がゆるむ週末に、かえって不調が表に出る方も少なくありません。
② 睡眠不足・生活リズムの乱れ
睡眠がうまく取れているかは、自律神経の状態をはかるひとつの指標です。いい睡眠が取れていない、睡眠時間が不足しているといった場合は、自律神経の切り替えがうまくいきません。起き上がった瞬間に、ふらつきを感じやすくなります。
パン子さん睡眠については、こちらの記事もどーぞ!

③ ホルモンバランスの変化
女性は月経周期や更年期で、ホルモンが大きく変動します。ホルモンと自律神経は関わりが深く、PMSや更年期の時期にめまいや耳鳴りを感じやすくなる方もいます。
④ 頑張りすぎる性格・完璧主義な傾向
物事をきっちりこなそうとする方や、人に頼るのが苦手な方は、気づかないうちに緊張状態が長く続きがちです。手を抜くことに罪悪感を覚える方は、意識的に休む時間をつくってみてください。
⑤ 気圧の変化
雨で低気圧が近づく日や台風の前後も、自律神経のバランスが崩れやすい方が多いです。天気予報をみて、無理のないスケジュールを立てましょう。
めまい・耳鳴りのセルフケア

めまいや耳鳴りを感じたときは、まず座るか横になり、安全を確保してください。落ち着いたら、4秒かけて鼻から吸い、8秒かけて口からゆっくり吐く呼吸を、3回ほどくり返します。
パン子さんゆっくり吐く呼吸は、それだけで落ち着きやすくなるよ
首や肩をゆっくり回すストレッチも、血流の改善を促します。パソコンやスマートフォンを見る時間が長い方は、1時間に1回、首や肩を動かす習慣をつくってみてください。
こまめな水分補給も大切です。体内の水分が不足すると血流が滞りやすくなり、めまいを感じやすくなることがあります。
お酒やカフェイン以外で、水分補給してね
めまい・耳鳴りに鍼灸で出来ること

はりきゅうパンダは、谷町六丁目駅から徒歩6分の女性専用・完全個室の鍼灸院です。鍼とお灸で自律神経の乱れに働きかけ、めまいや耳鳴りが出にくい体質へ整えていきます。
病院の検査で異常がないのにめまい・耳鳴りの不調でお悩みの際は、鍼灸をお試しください。崩れにくい体づくりを目指していきましょう。
よくある質問

- めまいがあるとき、何科を受診すればいいですか?
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まずは耳鼻咽喉科で内耳に原因がないか確認してください。めまいが強い場合や続く場合は、自己判断せず早めの受診をおすすめします。異常がないとわかったうえで、自律神経の乱れが原因だと考えられる場合は鍼灸治療がおすすめです。
- 耳鳴りは、一度おさまっても、また繰り返すことはありますか?
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疲労やストレスがたまると、再び感じやすくなることがあります。鍼灸で体質から整えていくことで、繰り返しにくい体を目指していきましょう。
- 鍼は痛くないですか?
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使う鍼は髪の毛ほどの細さで、痛みはほとんど感じません。初めての方にも、無理のない刺激量で施術します。
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まとめ
検査で異常なしと言われても、めまいや耳鳴りが続くのはつらいものです。まずは呼吸やストレッチなどのセルフケアから試してみてください。特定の場面でくり返し出るめまいは、自律神経の乱れが関わっているかもしれません。
セルフケアで改善が見られない場合や、症状が長引いて不安なときは、自律神経へのアプローチとして鍼灸も選択肢のひとつです。ご質問だけでも、LINEからお気軽にどうぞ。
